「南極の氷」がやってきます!
南極は世界各国が色々な研究を行っており、
自衛隊の南極観測船「しらせ」も調査を終えて4月に日本に帰ってきました。
南極では、気象に関する研究や厳しい環境にすむ生き物たちの研究、
オーロラが観測できたり、状態の良い隕石も見つかることから地球や
宇宙についての研究などもされています。
オーロラも観測(写真提供:自衛隊岩手地方協力本部) |
今回、科学館にやってくる南極の氷も重要な研究対象のひとつです。
厚い南極の氷(写真提供:自衛隊岩手地方協力本部) |
写真のような南極の氷は何千年、何万年も前に降った雪が
長い時間をかけて固まったものです。
氷の中にはその時代の「空気」が閉じ込められていて、
大昔の地球の環境を調べるために一部を掘り出して研究されています。
イベント当日は、調査で掘り出された貴重な南極の氷を見るだけでなく、
実際に手でさわることができます。
そして氷の中に閉じ込められた大昔の空気がパチパチはじける音を
聞くことができるかも!?
皆さんもぜひ6月9日に科学館で南極の氷を体験してみてください。